ディレク・ベイリー
フリージャズを大真面目にやっているイギリス人前衛ギタリストだ。
演奏を音楽というか芸術ととらえているのだろう。
前後の脈絡を断ち切って線を描かずに引っ掻き傷のような音で演奏を進める。
一聴するとめちゃくちゃ弾いているだけと思ってしまう人がほとんどだろうが、彼なりの何かがあるのだろう。
こういうスタイルのギタリストは多々いるが、みんな本当はちゃんと弾けるのである。
パット・メセニーと共演した3枚組のアルバムを持っているが、全部を通しで聴くのはなかなか辛いものがある。
好きな人は好きなニッチなジャンルだ。